救世観音に健康祈る 野口英世記念館祭礼、母シカの遺志を継承

 
御詠歌を供えるメンバー

 猪苗代町の野口英世記念館で9日、救世観音祭礼が開かれ、参加者らが無病息災などを祈った。

 英世の母シカが中田観音(会津美里町)を信仰していたことから、館内には、その遺志を継承しようと救世観音がまつられている。

 救世観音の胎内には英世の恩師小林栄が英世に贈った念持仏、台座には中田観音の分霊が納められている。祭礼は中田観音の大祭に合わせ毎年開かれている。

 祭礼はあいにくの雨模様のため、例年のように観音堂前ではなく、生家屋内でシカが菩提(ぼだい)寺・長照寺に寄進した悲母観音像の掛け軸を掲げて行われた。同館関係者と三城潟御詠歌護持親睦会のメンバーら13人が出席した。

 長照寺の楠俊道住職の読経の後、同会メンバーが御詠歌を供えた。

 野口英世記念館の八子弥寿男館長、野口英世記念会の竹田美文理事長ら出席者が焼香した。