医療従事者へ全校生徒の『ありがとう』 中村一中が応援ポスター

 
応援メッセージを集めたポスターを贈った生徒会長(右)ら

 相馬市の中村一中生徒会が、全校生徒442人による医師たちへの応援メッセージを集めたポスターを製作した。新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、感謝の思いとともに、医療従事者へのいわれなき中傷を防ぎたいとの思いを込めた。中心となって企画した生徒会長の男子生徒(15)=3年=は「自分たちもできることをやる。第2波を防ぐために引き続き頑張ってほしい」と話す。

 「自分たちにできることは少ないが、少しでも最前線に立つ医療関係者を応援したい」。生徒会長は、3年で副会長の男子生徒(14)、女子生徒(14)らとともに4月に全校生徒からアイデアを募り、応援ポスターで後押しをすることを決めた。

 4月末には発熱外来の医師らにメッセージを届けるなど応援活動を続けてきたが、ポスター製作は学校休校などもあって思うように進まなかった。その後、教師らの手助けを受け、7月に全校生徒のメッセージを集め、夏休みを前に完成させた。

 ポスターは学年ごとにメッセージを集め、3種類製作した。「コロナに負けずに頑張って」「応援しています」「いつもありがとう」などのエールが寄せられ、生徒会会計で美術部員でもある女子生徒(15)がアマビエや松川浦大橋、感謝の花束などの絵を添えた。

 大型のポスターは相馬市役所と公立相馬総合病院、小型のポスターは市内の医療機関やスーパーマーケットなど9カ所に配布し、掲示を依頼した。

 7日には相馬市への贈呈式が市役所で行われ、佐藤会長らが立谷秀清市長にポスターを手渡した。立谷市長は「みんなの思いを市内の医療従事者に伝えたい」と感謝した。