「3Dふくしま」開発!地理再現地図 コミュタン福島常設展示

 
本県の地理を再現した「3Dふくしま」。データを映像で落とし込み、本県の環境推移を伝える

 国立環境研究所福島支部は、本県の地理を再現した立体白色地図「3Dふくしま」を開発した。地図にデータを映像で投影し、空間放射線量の推移など本県の環境情報を伝える。3Dふくしまは13日から、三春町の県環境創造センターコミュタン福島で常設展示される。

 同支部は震災後の本県の環境について調査、分析している。立体地図開発は、研究成果の「見える化」が狙い。地図は本県の地理を12万5000分の1に縮尺しており、凹凸で山の高さや谷の深さ、平地の広がりを再現している。映像で地図を色分けしながら、本県の環境の変化を空間的、時系列的に説明する。常設展示は音声解説付き。タッチパネルで知りたい項目を選ぶことができる。

 項目は〈1〉地形の特徴〈2〉震災後の人口分布〈3〉放射線量の推移〈4〉イノシシやクマなどの生息状況〈5〉温暖化による果物の適地変化〈6〉太陽光発電所の増加傾向〈7〉再生可能エネルギーの適地―の七つ。それぞれ2~3分で解説する。

 コミュタン福島で12日、報道陣向けの内覧会が開かれた。同支部主任研究員の五味馨さん(39)は「専門的な情報を地図に落とし込み、立体的に伝えたい」と話した。