「怪獣」託す!コロナも吹っ飛ばして 中ノ沢温泉・ソフビ人形

 
発売した「フドウタキング」。腰が回転し「土下座スタイル」になる(右)。背中には不動明王がかたどられている

 猪苗代町の中ノ沢温泉から地元の魅力を発信しようと、旅館「磐梯西村屋」代表の西村保成さん(52)と同町の元地域おこし協力隊の国分健一郎さん(41)が、「猪苗代町非公認大怪獣」と銘打ったオリジナル怪獣のソフトビニール(ソフビ)人形を販売している。今月にはシリーズ第2弾となる「フドウタキング」(税込み3980円)を発売した。2人は「猪苗代や中ノ沢温泉にちなんだ怪獣を今後も増やしていきたい」と意気込む。

 フドウタキングは、パワースポットとしても知られる同町の「達沢不動滝」がモデル。背中には不動明王がかたどられていて、悪い邪気を追い払うという設定の怪獣だ。2人は「持ち歩けるパワースポットとして、新型コロナウイルスも吹っ飛ばしてほしい」と話す。

 第1弾となる「イナワシロン」を発売したのは昨年10月。ソフビ人形集めが趣味だという西村さんが「世界にコレクターが多い日本のソフビ人形で、猪苗代を発信できないか」と発案した。制作には中ノ沢こけしをモチーフにしたマスクをかぶって温泉をPRするなど、現在も地域おこし活動に取り組む国分さんが協力した。

 「磐梯西村屋商店」の屋号で「温泉旅館でしか買えない怪獣」として販売を始めたところ、会員制交流サイト(SNS)などで人気を集め、東北地方や関東圏だけでなく、奈良県などから買い求めに来た客もいたという。「『インスタ映えしそう』と若い女性も購入してくれる」と西村さんは手応えを語る。国分さんは「フドウタキングがSNSに投稿されて、不動滝などの魅力が広まってくれれば」と期待する。第3弾は構想中で、西村さんは「次は白鳥とかをモデルにしようかな」と話している。問い合わせは磐梯西村屋(電話0242・64・3311)へ。