にぎわう福島・浄土平!3密回避の行楽人気、駐車場ほぼ満車に

 
吾妻小富士の登山道を往来する観光客

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、観光面に大きな影響が及ぶ中、福島市の観光道路「磐梯吾妻スカイライン」にある浄土平の各施設は観光客でにぎわっている。特に今月の週末やお盆期間は多くの人が訪れ、15日は観光客のマイカーが1000台以上も来場した。登山客などの増加もあり、浄土平レストハウスへの今月の来場者数は前年と比べて約5倍で推移している。

 浄土平ビジターセンターでは、600台の駐車場がほぼ満車になることが目立つ。駐車した車のナンバーは近隣県や関東圏が多い。西村真一副所長(50)は「コロナ禍で来場者は減ると予想していたが、例年以上ににぎわっている」と驚く。

 「3密」を防ぎ楽しめる行楽として、登山や自然散策を楽しむ観光客が多いのが増加の要因の一つ。西村副所長は「有料駐車場の収入が増えておりありがたい」と喜ぶ半面、「施設内での感染対策に十分気を付けている」と気を引き締めた。

 浄土平レストハウスは4月に一度開館したが、新型コロナの影響で休業。例年より遅い5月中旬から本格的に営業を始めた。統括責任者の浅見宗一郎さん(47)は「この調子で紅葉シーズンを迎えたい」と願った。

 「Go To キャンペーン」を利用し本県を訪れた神奈川県藤沢市の会社員の男性(37)は「外部との接触を極力抑えるため車で来た。景色に感動したので、また秋に行きたい」と話した。