無人船漂着...海中転落の男性救助 いわきの5人に感謝状

 
感謝状を受けた(前列左から)日下野さん、田村さん、五十嵐さん、猪狩さん、田山さん

 福島海上保安部は12日、海中転落した男性を救助したとして、いわき市の小名浜石油社員の日下野剛さん(65)ら5人に感謝状を贈った。

 感謝状を受けたのは、同社の日下野さんのほか、いずれもいわき市の田村俊幸さん(43)、五十嵐良太さん(31)、猪狩香玲良(かれら)さん(30)、田山清さん(63)。

 福島海保などによると、6月3日午後1時40分ごろ、設備の点検をしていた日下野さんが同社構内のオイルフェンスに無人船が漂着しているのを発見し、同社指令室に通報。

 田村さんら4人は乗船者が転落した可能性を考えて作業船で付近海域を捜索。防波堤にいる男性を発見し、助けた。

 贈呈式は福島海保会議室で行われた。久木正則部長が日下野さんら5人に感謝状を手渡した。久木部長は「人命救助は時間との闘いでとっさの判断が重要。すぐに行動していただき、感謝している」と述べ、日下野さんは「船が流れてきていたので危ないと思っていた。助かって良かった」と話した。