赤い斑紋、外来チョウ 福島・小鳥の森でアカボシゴマダラ初確認

 
福島市小鳥の森で見つかった外来種のアカボシゴマダラ。在来種のゴマダラチョウにない赤い斑紋が特徴

 タテハチョウの仲間で外来種のアカボシゴマダラが、18日までに福島市小鳥の森で初めて確認された。アカボシゴマダラは人為的に国内に持ち込まれ放されたとみられ、1995(平成7)年に埼玉県で確認されて以来、関東地方を中心に拡大している。

 アカボシゴマダラは東アジア原産。幼虫の食べるエノキが、在来のオオムラサキやゴマダラチョウと競合することから生態系への影響が懸念されている。環境省の特定外来生物に指定されている。ゴマダラチョウにはない鮮やかな赤い斑紋が特徴。

 県内では2013年に猪苗代町、14年に須賀川市で見つかった記録がある。小鳥の森のレンジャー増渕翔太さん(29)によると、2年前から今年にかけて福島市内でも目撃情報があり、繁殖力が強いため、一度入ると一気に増える可能性があるという。