夜空に浮かぶ満天の星々 浄土平天文台夜間開館、モニターで観察

 
多くの来場者でにぎわった浄土平天文台の夜間開館。感染症対策の一環として、望遠鏡で捉えた土星をモニターに映し屋外で説明した

 「日本一標高の高い公開天文台」として知られる福島市の浄土平天文台は19日、本年度2度目となる夜間開館を行った。澄み渡った空気の中、来場者が肉眼でもはっきりと分かる満天の星々を眺め、天体ロマンを楽しんだ。

 吾妻連峰に囲まれた浄土平は標高約1600メートルに位置する天体観測の名所で、観光道路「磐梯吾妻スカイライン」に面する。今年は感染症対策として施設内で望遠鏡をのぞく方法ではなく、望遠鏡で捉えた天体をモニターで映す方法に変えている。

 19日は、暗い星も見られる口径40センチ反射望遠鏡を使って土星を観察。スタッフの解説もあり、肉眼で夏の大三角やカシオペア座などを観察した。豊島直紀台長は「秋にかけては火星が接近するので日増しに明るくなって見やすくなる。ぜひ自然の美しさを感じてほしい」と話した。

 夜間開館は毎週水曜と土曜に実施(雨天や曇天は中止)。時間は今月が午後8時~同10時、9月以降は同7時~同9時。参加無料。問い合わせは同天文台へ。