福島県内10地点『猛暑日』...梁川38.2度 涼求めて親子で公園へ

 
強い日差しの下、冷えた飲み物で顔を冷やしたり水分補給する子どもたち=20日午前10時30分、福島市・十六沼公園

 20日の県内は高気圧に覆われて気温が上がり、伊達市梁川町で今年最高の38.2度を観測した。福島地方気象台によると、このほか福島市で37.6度、二本松市と石川町で37.3度になるなど、県内32の観測地点のうち10地点で35度以上の猛暑日となった。

 暑さを受け、本宮市や二本松市の小中学校は午前中で授業を終了。昼すぎには、児童生徒が水筒やタオルを持ちながら下校する姿が見られた。21日も高気圧に覆われるため、福島市で36度、会津若松市で35度まで上がる見込み。

 「夏の思い出づくり」

 各地で気温が上昇した20日の県内は、公園などで涼む親子連れの姿なども目立った。

 最高気温が37.6度となった福島市の十六沼公園は、まだ夏休み中ということもあり多くの子どもたちでにぎわった。友人らと訪れたという小学2年の女子児童(7)は噴水の水を全身に浴び、「冷たくて楽しい」と声を弾ませた。この後はスイカ割りや花火を行う予定といい、母親(46)は「あまり外に出られなかった今年の夏休みの思い出になれば」と話していた。

 また、同市の一部では午後1時30分ごろに一時停電が発生。同市下鳥渡の無職、男性(68)は停電で自宅のエアコンが使えなくなり、たまらず車に逃げ込んだという。「私たちの生活がいかに電気に頼ってきたのかが分かるね」と困り顔だった。