郡山高放送部が特別賞 「ぶんず色」テーマ、全国高校総合文化祭

 
「ぶんず色」をテーマに郡山高放送部が制作した動画

 郡山高放送部はインターネット上で開かれている全国の高校文化系クラブの発表会、第44回全国高校総合文化祭(総文祭)「2020こうち総文」の放送部門ビデオメッセージ部門で審査員特別賞に輝いた。

 こうち総文のホームページ上で20日に発表された。同部門では、郷土の話題を高校生に伝えることをテーマとした5分以内のオリジナル作品を審査した。

 同部は寒さで唇が紫色になったときなどに使う方言「ぶんず色」をテーマに作品を制作。ぶんず色を知らない友人に衝撃を受け、調査したところ、ぶんずを知る同高生は24%にとどまった。部員らは方言研究に取り組む半沢康福島大教授に取材。ぶんずがブドウであることを知り、田村市のヤマブドウ農家を訪ねて本当のぶんず色を確認する。半沢教授の「地域の言葉は地域の文化の根幹」という言葉を紹介し「ぶんずは文化。だからみんなも使っていこう」と締めくくった。イラストが得意な部員がかわいらしい絵を添えるなど、個性を生かした作品に仕上がった。2年の部長(17)は「ナレーションでは、あえてなまりを強くして話すなど工夫した」と話した。

 同部門には予選を勝ち抜いた96作品が寄せられ、8ブロックに分けて優秀賞を選出。それ以外の作品から審査員特別賞を選んだ。