「本宮若手農業団」設立、情報交換など 魅力発信や販路拡大へ

 
「若手農家の力で農業を盛り上げたい」と意気込む遠藤団長(前列中央)ら団員

 本宮市の50歳以下の農家が20日、連携促進に向けて、本宮若手農業団を設立した。積極的な交流や情報交換を通して、市内農業の活性化を目指す。

 市内のコメ、野菜、果樹農家13人で構成。情報交換や研修を通じて、生産技術の向上を図るほか、農産物の魅力や情報を発信し、農家の販路拡大、所得向上につなげる。他業種、団体との連携事業なども想定している。

 同市では、農家の減少や高齢化、米価の下落などから効率的で安定的な農業経営の実現が課題となっている。一方で、50歳未満の若手農家が地域の主役となって、後継者の育成や耕作放棄地の解消を進めている地域があることから、同市でも昨年から、若手農家の連携促進を図るため、団体化に向けた準備が進められていた。

 設立総会が20日、本宮市のモコステーションで開かれ、初代団長に遠藤義博さん(42)を選んだ。遠藤団長は「つながりを生かして、コミュニケーションを大切にし、常に農業の一歩先を切り開ける団体を目指したい」と抱負を述べた。出席した高松義行市長は「市の農業にとって、大きな光が差す機会になってほしい」と期待を寄せた。役員の任期は1年で、副団長に橋本清徳さんが就いた。