乗車1000人、新たな可能性 いわき・低速電気自動車実証実験

 

 いわき市などが同市平のJRいわき駅前周辺で7月から始めた低速電気自動車「グリーンスローモビリティー」(通称・トイボ)の実証実験は22日、乗車人数が千人を超えた。当初見込んでいた600人程度を大きく上回る利用で、市の担当者は「公共交通の新たな顧客層を開拓できる可能性がある」と話す。

 市によると、自家用車を持たない高齢者や子ども連れを中心に、1日当たり約40~50人が利用している。また、普段はバスやタクシーを使わない人も利用する傾向があるという。

 午前10時30分ごろJRいわき駅前で降車したいわき市の会社員男性(41)と家族ら計4人が千人目の利用者となった。男性は「希望する時間で乗れるのが便利」と話した。

 実証実験は市、たいらまちづくり株式会社、報徳バス、ソフトバンクが主体で、9月13日まで行う。同市平の市街地に設置されたポイント間を運行している。