県産ナシ、ベトナムへ出荷開始 JA福島さくら、作業スタート

 
県産ナシが入った段ボール箱を積み込む運送業者

 JA福島さくらは24日、ベトナムに輸出する県産ナシの出荷作業を開始した。いわき市の梨選果場でトラックへの積み込み作業を行った。11月までに同市産「幸水」など4品種計9トンを販売する計画という。

 同JAによると9月3日に横浜港から約2.1トンの幸水を船便で輸出し、同月中旬から現地のイオンで販売が始まる。その後「豊水」約2.1トン、「二十一世紀」約2.9トン、「新高」約1.9トンを順次輸出する予定。ベトナムのほかシンガポールやマレーシアへの輸出も検討している。ベトナムでは1個500~600円で販売される見込み。例年は現地でプロモーション活動を実施してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、会員制交流サイト(SNS)やリモート機能によるセールスを計画している。

 知事、味に太鼓判

 24日には、JA福島さくらの管野啓二組合長らが県庁に内堀雅雄知事を訪ね、ナシのベトナム向け輸出について報告した。管野組合長は、ナシの出来栄えについて「今月に入り好天に恵まれ、良いものができた」と話した。ナシを試食した内堀知事は「みずみずしくて甘い」と太鼓判を押した。