「雄国根曲り竹細工」継承へ 喜多方、地域おこし協力隊の女性

 
守岡局長(左)から委嘱状を受ける伴さん(中央)

 郡山市出身の伴沙也加さん(32)は、喜多方市の地域おこし協力隊に新たに採用され、19日、委嘱状の交付を受けた。伝統工芸「雄国根曲り竹細工」の作品づくりに携わり、技術の継承を目指す。

 委嘱期間は今月1日から最長で3年。伴さんは麗沢大を卒業後、首都圏のアパレル関係の会社などに10年間勤務した。「いつか福島に戻りたい」と考える中、今年3月に喜多方市を訪れ作品づくりの工程を見学。「ナタで加工していく力強さに感銘を受けた」と同協力隊員を志望した。

 アパレル業界で接客を担当した経験を生かし「商品をアピールして購買欲を高めたい」と意気込む伴さん。同市に移住した現在は、新型コロナウイルス感染症の影響で本格的な活動が始まっていないが「早く地域の人と交流したい」と話している。

 委嘱状交付式は、会津若松市の県会津地方振興局で行われ、守岡文浩振興局長が伴さんに委嘱状を手渡した。受け入れ団体となる「雄国根曲り竹細工保存会」の三星智善会長が同席した。