クリーン電力に期待 大玉で「小水力発電所」開所式

 
テープカットする(左から)渡辺社長、押山村長、斉藤課長

 大玉村と信夫山福島電力(福島市)が共同で建設を進めてきた小水力発電所が完成し、25日に現地で開所式が行われた。村は2012(平成24)年に「再生可能エネルギー利用推進の村」を宣言しており、村の豊富な水資源を生かしたクリーン電力として期待される。

 発電所の名称は「信夫山・遠藤ケ滝・大玉第一小水力発電所」。村内の遠藤ケ滝から流れる杉田川の砂防えん堤を活用して発電する小水力発電所で、公募で決定した信夫山福島電力が運営する。

 年間発電電力量は一般家庭約130世帯分に相当する約600メガワット時。二酸化炭素(CO2)は年間約340トンの削減が見込まれる。同社は東北電力に売電し、売電収益の一部は村に還元納付する。

 開所式では、同社の渡辺和弘社長が「自然環境に優しく、地元にとっても安全、安心な発電所として運営していきたい」、押山利一村長が「村の豊富な水資源が生かされてほしい」とあいさつし、斉藤紀明県エネルギー課長が祝辞を述べた。引き続き、関係者がテープカットして開所を祝った。

 発電所は3月に完成し稼働を始めていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で開所式を延期していた。