女子柔道48キロ級・半谷静香パラ内定 いわき出身、3大会連続

 
東京パラリンピック代表に内定した柔道(視覚障害)の半谷=1月、県庁

 日本視覚障害者柔道連盟は26日、来夏に延期された東京パラリンピック代表の男女10人を発表した。県勢は女子48キロ級の半谷静香(32)=いわき市出身=が内定した。半谷は2012(平成24)年のロンドン大会、前回のリオデジャネイロ大会に続き、3大会連続出場となる。

 県勢のパラリンピック代表内定は、陸上女子400メートル(視覚障害T13)の佐々木真菜(22)=東邦銀行、福島市=に続き2人目。

 「強くなったこと証明する」

 「まだ実感は湧かないけれど、コロナ禍でも強くなったことを証明したい」。東京パラリンピック柔道女子48キロ級の代表に内定した半谷静香(いわき市出身)は26日、福島民友新聞社の取材に3大会連続となるパラリンピックの舞台へ懸ける思いを語った。

 初出場となった2012(平成24)年のロンドン大会は7位。16年のリオデジャネイロ大会では3位決定戦で敗れて5位と、惜しくもメダルを逃した。その後、目の障害が進み、昨年から障害のクラス分けで視力が最も悪い「B1クラス」に。視覚障害の柔道は視力に関係なく体重別で、不利も予想されるが「狙うのはもちろん金メダル。他の選手より見えなくても私ならできることを証明する」と決意をにじませる。

 新型コロナウイルスの影響で練習が十分にできない状況だが「不安もあるが、今できることを全力でやるしかない」と意気込む。

 半谷を高校時代に指導した東日大昌平高柔道部顧問の船川健一さん(44)は「地道に頑張ってきた子。最高のパフォーマンスができるようにしっかり準備してほしい」とエールを送る。