絶滅危惧種「ウミガラス」ひな 人口育雛に成功、アクアマリン

 
アクアマリンふくしまで誕生したウミガラスの幼鳥

 アクアマリンふくしまは24日、いわき市小名浜の同館で絶滅危惧種に分類されているウミガラスの子どもの公開を始めた。ウミガラスでは同館で初めて人工育雛(いくすう)に成功した子どもで、来館者の注目を集めている。

 同館では2007(平成19)年1月からウミガラスを飼育、展示している。

 12年に初めての産卵を確認したが、ふ化しなかった。19年から人工ふ化に挑戦。今回は6月5日に産卵を確認、7月11日に体重67グラムの子どもがふ化した。

 ウミガラスは太平洋北部や大西洋北部に生息する海鳥で、鳴き声が「オロロローン」と聞こえるため「オロロン鳥」と呼ばれている。

 国内で繁殖が確認されているのは北海道のみで、展示しているのは同館と、葛西臨海水族園(東京都)の2施設となっている。