市中感染拡大の可能性 福島医大・金光教授、会津の動向注視

 

 8月に入って拡大が続く新型コロナウイルスの感染源を巡り、県のアドバイザーを務める福島医大の金光敬二教授(感染制御学)は「最近は30~40%が不明で、市中感染が広がっている可能性がある」と指摘、さらなる感染拡大に懸念を示した。

 19日に会津で初めての感染者が確認された会津若松市では、27日までの9日間で陽性者数が計13人となり、感染が一気に拡大している。

 金光氏は「市中感染とみられる事例が複数ある。決して安心はできない」と述べ、会津の感染動向を注視する考えを示した。

 また、移動や外出の自粛要請がない現状を踏まえて「感染をゼロにすることは難しく、ある意味致し方ない」とも述べ、「感染者が出るのは仕方ないが、広げないことが重要だ」と重ねて強調。県民に対して体調管理と感染対策の徹底を求め、症状が出た際は速やかな医療機関の受診を呼び掛けた。