磐梯熱海に活気を JR駅前、児童が手書きポスター設置

 
地元のにぎわいを取り戻そうと、ポスターと読み札を設置する児童

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、観光客減少の打撃を受けている郡山市の磐梯熱海温泉。地元のにぎわいを取り戻そうと、熱海小の児童が28日、同市熱海町のJR磐梯熱海駅前に、町の観光名所や名物、歴史などをポスターで紹介する「萩姫かるたギャラリー」を設置した。

 同温泉観光協会によると、緊急事態宣言解除後も客足は戻らず、8月の繁忙期の売り上げが昨年の3~4割に落ち込んだ旅館もあるという。厳しい状況について授業を通して知った同校6年生の児童22人が、町のために何かできないかと話し合い、ポスターの設置を計画。同町商工会青年部と同観光協会が協力し、実現した。

 児童は、町の名所などをまとめた「萩姫かるた」を元に、手書きのポスター19枚を製作。駅前の看板に、ポスターと読み札を自分たちで貼り付け、設置した。作業を終えた同校の児童(6年)は、「温泉に来た人に、笑顔で観光してほしい」と汗を拭った。

 設置に協力した同観光協会の阿部雅徳事務局長は「観光客への町のPRになるのはもちろんだが、地元住民にも、町を誇りに思ってくれている子どもたちの気持ちを感じてほしい」と話した。