高齢者住宅「クラスター」発生 福島県6例目、感染6人に拡大

 

 サービス付き高齢者向け住宅に関連した新型コロナウイルス感染者が計6人に拡大したことを受け、県のアドバイザーを務める金光敬二福島医大教授は29日、「クラスター(感染者集団)が発生したと考えている」と指摘した。県内で発生したクラスターは計6例となった。

 6人の内訳は利用者4人、職員1人と、利用者と一緒に同住宅に住んでいた家族1人。利用者のうち2人は誤嚥(ごえん)性肺炎と診断を受けて医療機関に入院中に陽性と判明した。

 このため金光氏は、28日時点ではクラスターと断定できないとしていたが「入院先医療機関の状況をうかがう中で、院内でうつった可能性は極めて低いと判断した」と述べた。

 また「全国的に発生事例が多い病院や介護施設などでのクラスター発生事例としては、本県では今回が初。クラスターが発生すると、それに関連して同心円状に患者が増えるため、注意が必要だ」とさらなる感染拡大に懸念を示した。