名作堪能、展覧会に幕 県立美術館「もうひとつの日本美術史」

 
近現代の版画の名作を見る来場者=福島市・県立美術館

 福島市の県立美術館で開かれていた近現代版画の展覧会「もうひとつの日本美術史」は30日、閉幕した。最終日は県内外から多くのファンが訪れ、明治から平成の名作に見入った。同美術館と読売新聞社、美術館連絡協議会、福島民友新聞社、福島中央テレビの主催。

 展覧会は7月11日に開幕し、来館者数は最終日の152人を含め計3205人となった。期間中は日本を代表する版画家の棟方志功や山本鼎(かなえ)など180人の作品約400点を展示した。

 最終日に群馬県太田市から訪れた桐生大短期大学部アート・デザイン学科の佐野広章准教授(47)は「近現代の作品を一望できる機会はあまりない。自分も版画を制作しているので、参考になった」と話した。