福島県オリジナル米「福、笑い」パッケージ青基調 先行販売へ

 
新しい県オリジナル米「福、笑い」のパッケージを公表する内堀知事

 内堀雅雄知事は31日、本県の新たなオリジナル水稲品種「福、笑い」のパッケージを発表した。店頭で目立つよう既存のコメのパッケージとは一線を画す青を基調とし、手作り感や温かみあるデザインに仕上げた。11月以降、プレデビューイベントや首都圏と県内の店舗での先行販売を実施する。

 定例記者会見で内堀知事は「おいしさや魅力がより伝わるよう、関係者と力を合わせてプロモーションに取り組む」と述べた。イラストレーターの寄藤文平さんがデザインし、県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん(郡山市出身)が監修した。

 新品種は生産者を限定して食味や品質にこだわり、トップブランド米として販売。来年秋の本格デビューに向け、本年度はプレデビュー期間として四つの研究会(生産者13人)が6・6ヘクタールで先行栽培し、約30トンの収量を見込んでいる。

 県は、首都圏と県内の百貨店などを合わせた20店舗以上で先行販売を実施する。価格は検討中だが、1キロ当たり800円程度で推移する他県のトップブランド米の水準が念頭にあるという。県は8月27日付で商標登録しており、今後、マニュアルを作って県民に広く使用してもらう考え。

 一方、プレデビューイベントについて県は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、どういう手法でできるか検討を進めている。
 内堀知事は「対面型で知事がトップセールスするのは難しいかもしれない。どこまで可能か、悩みながら考えていきたい」と述べた。