「いわき駅北口」開発...22年度にも着手 病院移転、整備も検討

 

 いわき市とJR東日本が、いわき駅北口地区約2.2ヘクタールの開発を検討していることが31日、分かった。2022年度の着手を目標に病院などを整備する方針。

 開発を予定している地域は現在、JR東の事務所や駐車場がある。市によると、同市平の松村総合病院が開発地区への移転を検討している。同病院によると、現在の病床数は199床で、移転が実現した場合も同規模となる見込み。建物の老朽化を理由に移転先を探していた。同病院は「詳細は公表できない」としている。

 同病院の移転先として市などが想定している敷地は約0.4ヘクタール。そのほかの土地利用については今後検討する。市によると、同市平のイトーヨーカドー平店が来年2月に閉店する方針を受け、周辺住民からは商業施設の建設を望む声もあるという。

 開発地区は都市計画で「工業地域」に位置付けられており、市は計画を変更し「商業地域」などとする方針。今月29日に同市で計画変更について住民説明会を開く。

 いわき駅周辺を巡っては、西側の並木通り地区で約220戸のマンションなどを建設する再開発事業が進められている。JR東は22年3月の完成を目指し、駅直結の10階建てホテルの整備を進めるなど、開発の動きが活発化している。