「磐梯朝日国立公園」時を超え...息づく自然景観 豊かな生態系

 
磐梯山と桧原湖。エゾミソハギの紫色の花が湖岸を彩る=北塩原村

 磐梯朝日国立公園は5日、1950(昭和25)年に国内17番目の国立公園として指定されてから70周年を迎える。福島、山形、新潟の3県にまたがり面積は約18万6000ヘクタール。磐梯吾妻・猪苗代、出羽三山・朝日、飯豊の各地域からなり、豊かな生態系がつくる自然景観が広がる。

 環境省と県、北塩原村は5日、村内の裏磐梯レイクリゾートで70周年を記念した式典とシンポジウムを開く。福島市出身のタレントなすびさんによる基調講演や「祈りと恵みの山々」と題したパネルディスカッションを予定している。事前予約制で、既に申し込みを締め切っている。

 迫力ある大地、四季の移ろい

 国立公園の指定から70周年を迎える磐梯朝日国立公園。吾妻連峰や磐梯山周辺は、火山が造った大地の迫力ある景観をはじめ、大小の湖沼と山々が織りなす美しい景色が魅力だ。

 北塩原村・裏磐梯の桧原湖は1888(明治21)年の磐梯山の噴火で誕生した湖沼の一つで湖岸一周約31キロの裏磐梯最大の湖。裏磐梯と桧原湖を一緒に眺めることもでき、桜、新緑、紅葉、雪化粧と四季折々の風景が楽しめる。

 散策路やモーターボート、キャンプ場のほか、冬場は結氷した湖上でワカサギ釣りもできる。野外レジャーの人気スポットだ。