新型コロナ対策など確認 南会津町、避難所の運営訓練

 
感染症対策を講じて行われた避難所運営訓練

 南会津町は1日、同町の御蔵入交流館で新型コロナウイルス感染症を考慮した避難所の運営訓練を行った。避難所での感染防止対策は九州豪雨の被災地などで課題となっており、職員らが発熱のある避難者への対応などを丁寧に確認した。

 役場職員約40人が参加した。土砂災害警戒情報が町内全域に発表されたため、町は避難準備・高齢者等避難開始(警戒レベル3)を発令し、御蔵入交流館を避難所として開所した―との想定で行われた。

 訓練では、サーマルカメラと非接触式の温度計で避難者の体温を二重に測定し、発熱者を個室に隔離する流れなどについて確認した。

 外国人や障害者の避難者も想定し、参加した職員らが感染症対策を講じながらの対応を学んだ。

 町は、避難者の検温のほか、手指の消毒、施設内でのテント設置によって避難所での感染症予防を徹底する方針。訓練後の反省会では、「予防対策で収容人数が限られる。スペースの確保をどうするのか」「雨の中、玄関で避難者を待たせる可能性があり、車内で対応する方法を検討すべき」などと、訓練で見つかった課題について意見を出し合った。