「教育旅行」貴重な体験 北塩原、猪苗代で自然環境や感染症学ぶ

 
地球環境の大切さを訴えたなすびさん(右)=グランデコリゾート

 グランデコリゾート、アクティブリゾーツ裏磐梯(北塩原村)野口英世記念会(猪苗代町)による教育旅行向けプログラム「プロフェッショナルプログラム」が始動した。1、2の両日、岩手県から訪れた中学生が自然環境や感染症などについて学んだ。

 同プログラムは持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」を柱にしている。募集を始めた5月中旬~8月末で、県内外の小、中学校約50校からの依頼があるという。

 訪れたのは岩手県一関市の磐井中の3年生約150人。生徒たちは2日、グランデコリゾート内の「富良野自然塾 裏磐梯校」で環境教育を学んだ。

 同校特別インストラクターのタレントのなすびさん(福島市出身)も参加。なすびさんはインストラクターとして、地球誕生の奇跡などを身ぶり手ぶりを交えて生徒たちに伝え、人間が地球に及ぼす影響などを解説しながら環境の大切さを訴えた。

 参加した生徒は「地球の成り立ちを知る貴重な機会になった」と話した。この後、生徒たちは猪苗代町の野口英世記念館を見学した。

 初日は宿泊先のアクティブリゾーツ裏磐梯で、箸の持ち方など和食のテーブルマナーを学んだほか、講演を通じて感染症について学んだ。国立感染症研究所長でもある、野口英世記念会理事長の竹田美文(よしふみ)さんが登壇。「感染症の話」と題して天然痘、ペスト、スペイン風邪(インフルエンザ)などの感染症の特徴を説明。また、感染症の広がり方や予防法についても解説した。