鏡石町「人事ロト」男性職員1人不起訴に 福島地検郡山支部

 

 鏡石町職員が課長職人事を1口500円で予想する「人事ロト」と称した賭け事をしていたとして、副課長相当職の男性1人が賭博の疑いで書類送検された事件で、地検郡山支部は4日、男性を不起訴処分にした。福島地検は処分理由を明らかにしていない。町などによると、男性は、4月1日付の人事で課長職の異動について賭け事を企画。若手から課長職までの20~55歳の職員が賭け事に関与した。

 男性は3月4~13日の間に業務用のパソコンシステムで職員13人に賭博への参加を促すメールを送信。このうち9人が応じた。投票用紙を挟むバインダーと現金を入れる箱は、町役場の倉庫に置いていたという。

 賭け事は内部告発で3月16日に発覚。箱の現金は職員に返却した。

 町は企画した男性と、賭博行為を知りながら報告を怠った課長職1人を減給10分の1(2カ月)、賭博に参加した副課長相当職3人を減給10分の1(1カ月)、ほかの6人を戒告とした。

 また男性について須賀川署に告発。同署は8月5日付で男性を賭博容疑で書類送検した。