新型コロナの感染防ぐ心肺蘇生 郡山消防本部、動画で手順実演

 
感染対策を踏まえた心肺蘇生法を紹介する動画のワンシーン

 郡山地方消防本部は、新型コロナウイルスの感染予防を踏まえた心肺蘇生法を紹介する動画を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。同消防本部は「感染を恐れ、心肺蘇生をためらったことによる救命率の低下を防ぎたい」としている。

 動画は、すでに心肺蘇生法の技術を習得している人向けに、心肺蘇生を行う際に必要な感染防止対策について知ってもらおうと制作した。

 動画は約3分で、職員が救急隊が到着するまでの心肺蘇生の流れを実演。「傷病者の顔にあまり近寄らずに胸や腹部の動きを見ること」や「胸骨圧迫をする際は、傷病者の鼻と口にハンカチなどをかぶせること」などの注意点を紹介している。

 また同消防本部によると、倒れて間もない成人は血液中に酸素が残っているため、人工呼吸を行う必要性は低い。傷病者が子どもの場合は、窒息や溺水など呼吸障害を原因とすることが多いため、心肺蘇生のほかに保護者らによる人工呼吸が必要という。

 同消防本部は「突然の心肺停止で倒れた人の命を救うためには、その場に居合わせた人の心肺蘇生が必要不可欠。感染予防を取った上で勇気ある行動を取ってほしい」としている。動画は、「郡山消防」のアカウントで検索できる。