迫真の演技!今年最後の檜枝岐歌舞伎 きらびやかな衣装で躍動

 
迫真の演技で観客を魅了した団員たち

 約270年以上の伝統を誇る檜枝岐村の檜枝岐歌舞伎が5日、同村の国指定重要有形民俗文化財「檜枝岐の舞台」で上演され、村民らでつくる千葉之家花駒座(星昭仁座長)が迫真の演技で観客を魅了した。

 今年最後の公演となり、舞台清めの寿式三番叟(さんばそう)で幕開け。奥州の豪族安倍一族の再挙などを描いた檜枝岐歌舞伎の十八番の一つ「奥州安達ケ原 袖萩祭文(そではぎさいもん)の段」が繰り広げられた。

 きらびやかな衣装を身にまとった座員たちは、三味線の音色に合わせて舞台で躍動。浮世の義理や再挙への腐心を情緒豊かに披露し、観客から大きな拍手が送られた。

 今回の公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のため村内宿泊者のみの観覧とした。