飯坂温泉・共同浴場の魅力発信 福島学院大短大部生ポスター制作へ

 
共同浴場「鯖湖湯」の歴史や共同浴場の特徴などの説明を受ける学生ら

 コロナ禍の飯坂温泉を応援しようと、福島市の福島学院大短期大学部の学生は、同市飯坂町にある共同浴場のPRポスターの制作に乗り出した。学生8人が6日までに、「八幡の湯」「波来湯」など温泉街の共同浴場9カ所を訪れ、入浴などを通して、デザインのためのアイデア探しに励んだ。

 情報ビジネス学科の学生有志9人が市や市観光開発と連携し取り組んでいるプロジェクト。地元住民にとっては身近で生活に欠かせない共同浴場に、若者や観光客にも興味を持ってもらい、温泉街に活気を取り戻すのが狙い。

 一行は、温泉街を歩きながら各共同浴場を訪問。温泉をくみ上げる施設「大門動力室」や旅館などに温泉を給湯する「分湯槽」も見学した。温泉街の中心部にある「鯖湖湯」では、市観光開発飯坂事業所の佐藤しおりさんから、鯖湖湯の歴史や共同浴場の特徴などの説明を受けた。共同浴場数カ所では源泉掛け流しの湯を楽しんだ。

 国分桃香さん(2年)は「地元の人たちにとって共同浴場は生活の場。どれだけ大切にされているかが分かった」と話した。

 今後は、今月中にポスターのデザイン案を仕上げ、10月中に駅など目に付く場所に掲示する予定。