古関の「福島夜曲」短編劇に 劇団代表・清野さん「元気届けたい」

 
稽古で劇団員の動きを確認する清野さん

 福島市を中心に活動する劇団120○en(ひゃくにじゅうえん)は9日、作曲家古関裕而の楽曲から着想を得た20分の短編劇「福島夜曲(セレナーデ)」を同市のこむこむ館で上演する。脚本と演出を手掛ける劇団代表の清野和也さん(30)は「古関さんの曲がいろんな人に元気を与えられるように、劇で元気を届けたい」と話す。

 劇団は7月から、奇数月に古関の楽曲をテーマにした劇を定期上演している。作品は古関と岡山県出身の画家竹久夢二が福島のホテルで会っていたというエピソードを基に繰り広げられるコメディー。

 「劇を通して町を面白くしたい」。清野さんは福島大在学中に演劇研究会に所属していた。公演の本番中に東日本大震災で被災。翌月に研究会のメンバーを中心に劇団を創立し、それ以来、福島市にまつわる劇を上演している。

 清野さんは「日常生活で演劇に触れる機会は少ないと思う。仕事や学校終わりなどに気軽に来てもらえたら」と呼び掛けている。午後7時開演。入場料は一般500円、高校生以下は120円。