繊細な音色響く 守時タツミさん、飯舘でピアノコンサート

 
美しい旋律で来場者を魅了した守時さん

 NHKラジオ深夜便「景色の見える音楽」や「音の絵本」を手掛ける音楽家の守時タツミさんは5日、飯舘村交流センター「ふれ愛館」でピアノコンサートを開き、繊細な音色を会場に響かせ来場者を魅了した。

 同センターの自主文化事業「いいたてティーパーティー」の一環。守時さんは、海や山などの自然の中で聞こえる音を「その場所でしか聞くことができないのはもったいない」とし、全国各地で収録した自然の音とピアノの音色を融合させたライブを各地で行っている。

 同日のコンサートでは、守時さんが震災後に村を訪れて作曲した「飯舘2011年『ひぐらし』」や、「高知『仁淀川』」「桐生『夏の日の夢』」などを披露。来場者は古里に思いをはせながら、美しい音色に聞き入った。

 守時さんは「毎年村を訪れるたびに人の活気が戻っていたりと、大きな変化を感じている。これからも古里の音を届けていきたい」と来場者に語り掛けた。