福島ロボテス世界に発信 海外企業誘致へ、21年オンライン商談会

 

 福島県は、福島ロボットテストフィールド(南相馬市、浪江町)の最先端のビジネス環境を世界に発信し、防災分野で海外企業の県内誘致を推し進める。

 防災産業創出を推進する仙台市とも連携し、来年2月にも海外企業向けのオンラインセミナーや商談会を開催、本県の優位性を国外にPRする。

 県が発表した。仙台市との連携事業として、日本貿易振興機構(ジェトロ)と経産省の「地域への対日直接投資カンファレンス(RBC事業)」にも採択された。同市は、国連防災世界会議が採択した災害時の国際行動指針「仙台防災枠組」の普及・定着に向け防災産業分野に注力している。

 本年度の事業は、新型コロナウイルス感染症で海外の経営者らを招くのが難しいため、オンライン形式のセミナーや商談会とする。

 県は「対外的にPRし、入居企業を含めたさらなる事業展開と施設の利活用促進を図りたい」(ロボット産業推進室)としている。

 RBC事業は、海外企業に地域のビジネス環境を発信し、地場産業や大学との連携を促すことを目的に2018(平成30)年度にスタート。本県の事業が採択されるのは2度目で、ジェトロの国内外の事務所のつながりを生かしたきめ細かい支援を受けることができる。今回は本県など8自治体の取り組みが採択された。