震災10年、復興伝える 東京・秋葉原で来夏「東北ハウス」

 
大型スクリーンで東北・新潟の魅力を発信する映像のイメージ(映像は青森、秋田両県にまたがる十和田湖)

 東北・新潟の情報発信拠点事業「東北ハウス」が来年7月22日~8月7日の17日間、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで開催されることが正式に決まった。東日本大震災から丸10年を迎える節目の年に、復興の姿や東北6県と新潟県の魅力などを伝える。

 実行委員会事務局の東北経済連合会が7日、日程と事業概要を発表した。事業は、「感謝」「交流」「明日へ」の三つの基本理念を基に内容を構成した。

 「感謝」では、被災地で奮闘する人々の写真やメッセージを掲示。モニターで登場人物の映像を流し、復興に関するエピソードを紹介する。福島民友新聞社など各県の地元紙が震災発生以降に掲載した記事の展示や、震災遺構の8K映像の上映なども予定している。

 「交流」では、各県の風景や魅力を大型スクリーンを使った映像で発信するとともに、日本酒や地場産品の試飲・試食を通じて各県への誘客を図る。伝統文化や雪遊びが体験できるコーナー、PRブースも設ける。

 「明日へ」では、産業復興や最先端技術、新製品・サービスの開発など、各県の未来に向けた企業の取り組みをパネルで伝える。

 東北ハウスは今夏の東京五輪・パラリンピックに合わせて企画されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となった。来夏の開催は感染状況が落ち着いていることを前提とする。