「修学旅行は東北へ」機運ある 東北運輸局長・亀山秀一氏に聞く

 
かめやま・しゅういち 岐阜県出身。東大法学部卒。1988(昭和63)年運輸省入省。国土交通省大臣官房付・観光庁観光政策統括調整官や国際観光振興機構理事長代理などを歴任。7月から現職。

 東北運輸局長に着任した亀山秀一氏(54)は7日、福島民友新聞社の取材に、新型コロナウイルスの感染対策を講じた上で東北の観光振興に取り組んでいく考えを語った。佐藤聡福島運輸支局長らが同席した。

 ―新型コロナの観光への影響と課題は。
 「感染症対策をしっかり取ることが大前提だが、その上で、人々の過度な警戒心をいかに解いていくかというのは観光振興の立場からすると重要な課題だ」

 ―来年、震災と原発事故から10年となる。
 「新型コロナの影響で『修学旅行は東北へ』という動きも出ている。震災当時まだ子どもだった人などに改めて震災について理解してもらう時期にあると思う。ホープツーリズムと他の観光資源をセットにしてPRしていくことが有効だ」

 ―インバウンド(訪日外国人旅行客)についての考えは。
 「新型コロナの影響で現在は期待できないが、いずれ復活する。コロナ後に向けて準備していきたい」