『中テレ50周年』南相馬舞台のドラマ 竹原さん、高畑さん主演

 
南相馬市の映画館「朝日座」などでのドラマ撮影に臨んだ竹原さん(左)と高畑さん

 福島中央テレビ(中テレ)は7日、開局50周年を記念したオリジナルドラマの制作を発表した。南相馬市の映画館「朝日座」を舞台に、人々の苦悩と再生を描く。主演はミュージシャン竹原ピストルさん(43)と女優高畑充希さん(28)。放送は10月30日予定で、タイトルや放送時間は未定。

 物語では、売れない映画監督の川島健二(竹原さん)が生きる希望をなくしてさまよい、朝日座にたどり着く。そこで、「モギリ嬢」の茂木莉子(高畑さん)や、支配人の森田保造(柳家喬太郎さん)らとの出会いを通し、新たな希望を見いだしていくヒューマンドラマ。

 東日本大震災や東日本台風、新型コロナウイルス感染拡大など苦難が続く状況を踏まえ、さまざまな人の人生が重なり希望へとつながる物語に地元のローカル局としての思いを込めた。ストーリーには中テレのスタッフが取材などを通して出会った人々とのエピソードも盛り込まれている。

 撮影は7~8月、南相馬市や郡山市など、全て県内で行われた。制作は、ホリプロ(東京)の協力。監督は、映画「百万円と苦虫女」などのタナダユキさん(45)が務める。

 竹原さん「すてきな作品に」

 主演の竹原さんは「スカッと気持ちよく晴れた青空を見上げたときのような、余韻が残るすてきな作品になると思う」、同じく主演の高畑さんは「楽しくてクスリと笑えるドラマになっている。ぜひロケ地にも遊びに行ってみてください」とコメントした。