衝突に気付かず航行か?猪苗代湖で4人死傷 徐行区域の可能性

 

 会津若松市の猪苗代湖の中田浜で遊泳客の男児(8)が死亡するなど4人が死傷した事故で、4人を巻き込んだモーターボートが衝突に気付かず事故後も航行していたとみられることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 事故当時、現場周辺を数隻のボートが航行しており、会津若松署は運転手らから事情を聴き、どのボートが事故に関わったか特定を急いでいる。

 運輸安全委員会の船舶事故調査官は同日、前日に引き続き現地で調査を実施。事故現場の水域を確認し、現場は船舶の徐行区域だった可能性があるとの認識を示した。中田浜周辺では、ボートなどの船舶航行区域は、浜から沖合に300メートル以上離れた場所としており、ボートなどが桟橋から徐行して進入することになっている。

 死因は頭部外傷

 会津若松署は8日、司法解剖の結果、死亡した千葉県野田市の男児(8)の死因は頭部外傷だったと発表した。同署によると、6日午前11時ごろ発生した事故では、ほかに母親(35)や一緒にいた兄ら計3人が重軽傷を負った。