地元野菜で地域おこし いわき・菊田さん「かぼ茶まんじゅう」考案

 
「地域と一体で良いものを提供したい」と話す菊田さん(中央)とかぼ茶まんじゅうを手作りしている女性4人

 いわき市三和地区の地域振興に取り組む、市地域おこし協力隊の菊田清貴さん(53)は、三和地区産のカボチャを使った和菓子「かぼ茶まんじゅう」を考案した。5日に販売を始め、絶妙な甘みと香りが人気を集めている。

 菊田さんは高齢、過疎化が課題となっている三和地区に貢献しようと、2018(平成30)年8月に東京都から移住した。振興策の一環として、市内の中山間地域の名物として知られるまんじゅうに着目。三和地区の伝統野菜の小豆「むすめきたか」を活用した「三和まんじゅう」の販売を行っている。今回のかぼ茶まんじゅうは、地区の新たな名物第2弾として開発した。

 かぼ茶まんじゅうは、菊田さんの活動に賛同している三和地区の農家レストラン「ぷろばんす亭」を営む女性4人が一つ一つ丁寧に手作りしている。カボチャの香りと甘みが絶妙な味わいで、ふっくらした茶色の生地を割ると、カボチャをすりつぶした黄色のあんがぎっしりと詰まっている見た目の意外性が特徴だという。

 菊田さんは「地元の野菜を使い地域一体となって日々努力を重ね、より良いものを提供したい」と話す。まんじゅうは、三和ふれあい市場で毎週土曜日の販売を目標としている。1個130円。

 問い合わせはふれあい市場(電話0246・97・3566)へ。