言語療法サポートします いわき・デイサービス「いっしょ」

 

 いわき市川部町のデイサービス「いっしょ」は、脳卒中による失語症や構音障害など言語障害の改善を支援しようと、言語療法のサービスを提供している。代表社員の深沢弘さん(76)は「言葉はその人の人生の質に関わる重要なもの」とし、施設の利用の有無を問わず、気軽に相談してほしいと呼び掛けている。

 同施設によると、病院を退院した後もリハビリが必要にもかかわらず、言語療法を受けられる環境が乏しいのが現状。支援を必要とする人たちへ適切なサービスを届けようと、今夏に取り入れた。言語療法を取り入れているデイサービス施設は極めて少ないという。

 言語療法を担当するのは、同市のかしま病院で長年、言語障害のリハビリに取り組んできた言語聴覚士の相沢悟さん(60)。和やかな雰囲気の中、利用者の障害に応じた専門的な支援を一対一で行っている。

 相沢さんは「障害でコミュニケーションが取れないことで、部屋に閉じこもってしまったり、認知症と間違われることもある」と問題を指摘した上で、「本当はもっと話したい、触れ合いたいはず。コミュニケーションの機会を少しでも増やし、良い時間を過ごすための手伝いができれば」と支援への思いを語る。

 言語療法は毎週水曜午前9時~正午に行われている。見学などの問い合わせは同施設(電話0246・38・9975)へ。