「宿泊割引」3県相互!15日から最大5000円 福島、山形、新潟

 

 内堀雅雄知事と山形、新潟両県知事は8日、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要喚起のため、それぞれに実施している県民限定宿泊割引の対象を拡大し、相互に利用できるよう合意した。15日から10月末までの宿泊を対象に各県とも1泊当たり最大5000円割引となる。今後、新たに「三県観光連携促進会議(仮称)」を開き、相互誘客の連携を強化する。

 8日に南相馬市で開かれた三県知事会議で決めた。3県の県民がそれぞれの住む県に加え、隣接する2県の割引を利用できるようにする。花角英世新潟県知事が、県内向け割引だけでは観光需要が頭打ち状態となる中、感染状況が比較的落ち着いている隣県であれば安心して旅行でき、観光再生が期待できるとして提案。内堀知事は「他県の魅力を知るきっかけになり、感染拡大防止と地域経済・観光再生を両立できるプロジェクトだ」と賛同した。

 本県は6月1日に県民を対象とした宿泊割引を開始。当初8月末までを対象期間としていたが、8月中旬時点で7万泊分が残っていたため10月末まで延長した。

 3県はこれまでも雪祭りで各県の観光PRブースを設けるなど連携して広域的な誘客を図ってきた。今後は、東京五輪・パラリンピックに合わせ来年7月に東北6県と新潟県の情報を発信する「東北ハウス」(東京)を活用した観光PRなども検討する。

 ▽各県の割引概要と問い合わせ先

 【福島】1人当たり1泊7700円以上の宿泊で5000円割引。1予約につき3連泊までが対象で、ビジネス目的は対象外。県観光物産交流協会(電話0570・000337)。

 【山形】1000円以上の宿泊に対し、1000円ごとに500円割引(最大5000円の割引)。県民泊まって元気キャンペーン事務局(電話023・666・3215)。

 【新潟】6000円以上の宿泊で利用可(1人当たり1泊1万円以上5000円、同6000以上1万円未満は3000円を各割引)。県旅行業協会・トップトラベル新潟(電話025・285・2400)か県宿泊キャンペーン事務局(電話025・364・1791)。