三次元映像で災害体験 福島県危機管理センター、防災VR導入

 
ゴーグルをのぞき込み、防災VRを体験する子どもたち

 福島県は、仮想現実(VR)による災害体験プログラム「防災VR」をつくり、県危機管理センターの見学メニューに導入した。地震、水害、土砂災害の3種類の三次元映像を通じ、危機意識の高揚と有事の避難行動に役立ててもらう狙い。

 映像は3分間と7分間で、水害編では、濁流が自分の目の高さまで迫り、自動車が流されたり住家に被害が出る様子をリアルに再現。自分の身に置き換え、災害前後の時系列や避難の際の注意点を学べる内容とした。

 防災VRは、専用の紙製ゴーグルにスマートフォンを取り付けて映像を見る仕組み。当初は6月の導入を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大でゴーグルを使い切りの紙製とするなど、仕様を変更した。

 9日は天栄村の大里小の児童らが危機管理センターを見学し、防災VRを体験した。