三春町で手話条例可決 町では福島県内初、普及へ環境整備

 
手話言語条例制定を歓迎する町聴力障害者会のメンバーと町議ら

 三春町議会は8日の9月議会最終本会議で、手話を言語として捉え、手話の普及に努める町手話言語条例案を可決した。同条例の制定は、町では県内初めて。

 条例は、手話を使いやすい環境を整備することで、誰もが安心して暮らすことができる共生社会を実現することが目的。条例制定を受け、町は職員による手話通訳奉仕員の資格取得推進や、学校での手話体験を増やすなどして手話環境整備を図る考え。条例施行日は来年1月1日。

 町聴力障害者会のメンバーは9月議会を傍聴し、条例制定を歓迎した。同会の坪井勝広会長は「いろいろな支援をいただいて活動できる。障害の有るなしにかかわらず、共に生きる社会をつくっていきたい」と期待した。

 また、9月議会では、町議会を通年議会とする条例改正案を可決した。施行日は来年1月1日。