病気リスク...『歌って』表現!福島医大・腎臓高血圧内科学講座

 
動画を作成した風間教授(右)と関口さん

 福島医大腎臓高血圧内科学講座は、慢性腎臓病(CKD)について分かりやすくまとめた啓発動画を作成した。同講座の風間順一郎教授は「CKDは自覚症状がなく、早期発見が鍵を握る。定期的に健診を受けて早期発見につなげてほしい」と呼び掛けた。動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。

 動画は〈1〉専門医を受診する目安を歌で紹介〈2〉CKDについて紹介〈3〉CKDを罹患(りかん)しやすい人の特徴―の3種類。同大混声合唱団の学生らが出演している。

 一般の人でも分かりやすいようにユーモアを交えており、〈1〉の動画では「eGFRが40未満なら」など、専門医を受診する目安を歌詞に反映。合唱団に在籍する同大医学部の関口遥さん(3年)は「危険因子が分かりやすくちりばめられていて、CKDの認識が低い一般の人にも見てほしい」と話す。

 風間氏によると、CKDは国民の8人に1人がかかる病。悪化すると人工透析が必要になったり、合併症を併発する可能性もあるが、検尿や血液検査によって早期発見につながり、症状の進行を遅らせることができるという。

 風間氏は「医師として日常に潜むリスクを提唱する責務がある。今後も県民の健康増進のために知見を共有したい」と次回作への意欲を見せた。動画は同講座のホームページ(https://fmu‐jinzo.com/ckd‐movie)で視聴できる。