『東大合格』...節約勉強法! 現役東大生・布施川さんが本出版

 
「効率よく勉強する方法を伝えたい」と話す布施川さん

 いわき市ゆかりの現役東大生布施川天馬さん(23)=文学部4年=は、実体験を基に東大を目指す勉強法をまとめた「東大式節約勉強法―世帯年収300万円台で東大に合格できた理由」(扶桑社、1650円)を出版した。「限られた時間とお金を有効に使って学べば、ライバルと十分に戦える」と力説する。

 布施川さんは東京都在住で、いわき市に祖父がいる。自宅から通えて学費や家賃などが抑えられる東大に行こうと高校3年から本格的に受験勉強を始め、1浪の末に合格した。

 著書は8月に出版し「私立の有名進学校に通うライバルに勝つために、少ない時間で効率よく学ぼう」と受験生時代に編み出した勉強法をまとめた。

 「分からないまま黙っている時間が無駄」との考えを基に、問題が分からないときは答えを見て解き方を覚えた上で再度挑戦するなど、効率を重視した学習法を提案している。「解き方を覚えて、次に生かせればいい。答えを見ることは『負け』ではない」と主張する。

 「『ずるい方法』と思われるかもしれないが、まずは知識を確実に定着させる手段を紹介したかった」と説明する。「問題が解けなくて受験勉強が苦痛になる受験生も多い。解けるようになれば、徐々に学習が楽しくなる」と考える。

 少ない出費で必要な知識を身に付けてもらおうと、参考書ごとの特徴や活用法も紹介している。「受験勉強は考えを整理して、目的意識を持って取り組むことが大切だ、と受験生に伝えたい」と話した。