若松で病院クラスター 会津医療センター、14日から外来診療休止

 
新型コロナウイルス感染を確認した人数

 県は12日、福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)に入院していた喜多方市の80代男性、同市在住で同病院に勤務する40代女性2人の計3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同病院での感染確認は計6人となり、県内8例目のクラスター(感染者集団)に発展した。県内の医療機関でのクラスター発生は初めて。

 6人の内訳は入院患者3人と病院の職員3人。同病院は感染拡大防止のため、14日から当面の間、新規患者の入院受け入れと外来診療を原則、休止する。12日、県庁で記者会見した大田雅嗣病院長(67)は「患者や県民に多大な心配を掛けた。一刻も早く事態を収束できるよう職員一丸で対応していく」と述べた。

 80代男性は新型コロナとは別の病気で8月29日から入院し、9月11日に感染が分かった喜多方市の70代男性と同室だった時期がある。11日夜に抗原検査で陽性となり、12日に改めてPCR検査を受けた。軽症で入院中。職員の40代女性2人は、感染が判明している入院患者3人と病室で接触があったため12日に抗原検査を受けた。いずれも軽症で入院中。

 県によると、感染が分かった入院患者3人は同じ一般病棟。すでにこの病棟の他の入院患者全9人の検査を終え、陰性を確認したとしている。

 また、入院患者3人と接触があった職員のうち25人を検査し、陽性だった3人を除く全22人の陰性を確かめた。他に接触があった職員などの検査を継続する。