ムクドリ大群、追い払い大作戦 15日から福島の中心部

 
夕方になるとムクドリの大群が集まってくる福島市中心部の樹木

 福島市は15~17日、ムクドリやカラスの大群によるフン害・騒音に悩まされている市中心部で、鳥のスペシャリスト中村浩志信州大名誉教授(鳥類生態学)の協力を得て追い払い大作戦を展開する。市は「当日はロケット花火や爆竹で大きな音を鳴らすので驚かないでほしい」と市民に呼び掛けている。

 同市によると、同市中心部の福島駅前や県庁周辺、パセオ通り周辺の街路樹などに、多いときは約2万羽のムクドリが集まってきているという。

 市民からも苦情が寄せられ、市は対策として街路樹の枝を切ったり、天敵のタカを放ったりと試行錯誤してきたが、一時的に姿を消してもまた元に戻ってくる"いたちごっこ"の状況が続いていた。

 そこで市は、全国でムクドリなどの追い払いに成果がある中村氏に協力を依頼した。

 追い払いでは、福島駅を中心とした半径500メートルにあるムクドリやカラスが集まる樹木でロケット花火や爆竹を鳴らし、タカやワシの剥製を樹上に設置する。市担当者は「フン害と騒音のない街を取り戻したい」と意気込む。