「病院クラスター」発生...11人に拡大 会津医療センターで確認

 

 県は13、14の両日、県内で計7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち5人が福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)の職員や入院患者で、病院内のクラスター(感染者集団)は計11人に拡大した。クラスター化した人数は、郡山市の合唱練習関係と並び県内最多となった。

 11人の内訳は入院患者5人、職員6人。県は「院内感染」との認識を示した一方で、感染症指定医療機関として陽性患者の治療に当たっていたこととの関連について「対応するスタッフが完全に分かれており、指定病床から感染したとは考えられない」と否定した。

 新たに職員で陽性が分かったのは会津若松市の50代女性と喜多方市の30代女性、会津坂下町の40代女性の3人で、入院患者は喜多方市の70代男性と会津坂下町の80代男性の2人。会津坂下町の男性は新型コロナとは別の病気で入院しており、10日の退院後、発熱などの症状が現れ、13日に医療機関を受診し、抗原検査で陽性が判明した。

 県は14日までに、これまでに感染が分かった入院患者と同じ病棟に入院する患者20人、同じ病棟に出入りしていた職員85人の陰性を確認。今後も調査を進め、順次、検査する方針。

 また13日には、会津坂下町の男性の同居家族で80代女性の陽性も確認。病院関係以外では、14日に喜多方市の90代女性の陽性が分かった。7人はいずれも軽症で、入院または入院予定。県内の感染確認は29日連続で計211人となった。