飛び出す赤べこ!鶴ケ城にトリックアート 会津大短期大学部生制作

 
赤べこの忍者が床から出てきたように見える南走り長屋のトリックアート

 会津若松市の鶴ケ城に13日、無病息災の縁起物「赤べこ」をモチーフにした二つのトリックアートが登場した。鶴ケ城を管理運営する会津若松観光ビューローによると、全国でも城にトリックアートが設置された例はなく、新たな観光スポットとして期待がかかる。

 南走り長屋のトリックアートは、床から赤べこ忍者が忍び込んできたように見える。形をゆがめ「逆遠近」で描いているため、目の錯覚で立体的に見えるという。スマートフォンなどでも立体的に撮影できる。

 武者走り石垣上部に設置したトリックアートは、赤べこ武者が温泉に漬かり、日本酒を楽しむ立体的なデザイン。天守閣の展望台から見たり撮影したりできる。

 会津大短期大学部デザイン情報コース高橋延昌ゼミの学生が企画制作した。同ゼミは会津絵ろうそくまつりの地上絵や、戊辰150年の機運を盛り上げるため2017(平成29)年に同城で行われた芝生アートで縁があり、今回は1年生の4人がアイデアを出し合った。4人は「小さい子が『落ちそう』などと言いながら写真を撮る姿を想像している」と話した。

 SNS投稿で記念品

 設置は12月中旬までの予定。二つのトリックアートを撮影して会員制交流サイト(SNS)に投稿、鶴ケ城観光案内所に投稿画面を提示すると、先着100人に記念品として赤べこの根付けを贈る。