俳優・芦名星さんが死亡 郡山市出身、自殺か?自宅で親族発見

 
2014年3月11日の県主催の追悼復興祈念式で追悼詩を朗読する芦名星さん(代表撮影)

 俳優の芦名星さん(36)=郡山市出身=が東京都新宿区にある自宅マンションの室内で死亡しているのを14日午前、親族が発見したことが同日、所属事務所への取材で分かった。捜査関係者によると、現場の状況から自殺を図ったとみられる。遺書は見つかっていない。警視庁が詳しく調べている。

 俳優として数々の映画やドラマに出演、演技力が評価されていた芦名星さん。中でも心(しん)のある女性を演じることには定評があり、2013(平成25)年に放映されたNHK大河ドラマ「八重の桜」では、会津藩重臣・神保修理の妻・雪子役で、激動の時代の会津の女性を熱演した。

 放送に先立ち12年2月に会津若松市で開催されたシンポジウムで、芦名さんは「(震災で)つらい思いをした分、これから(福島県には)笑顔になれる日が訪れる」と話していた。

 14年3月11日には、福島市で行われた県主催の東日本大震災追悼復興祈念式に参列し、県内の高校生が作った追悼詩を朗読。「わたしたちは、受け継ぐのです。ふるさとの無数の思い出や、その土地の歴史、そして、亡くなられた方々の魂のすべてを」と、情感豊かに思いを伝えていた。