会津医療センター「外来診療」休止 院内でクラスター発生確認

 

 新型コロナウイルスの院内感染が確認された福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)は、14日から外来診療を休止した。診察を予約していた患者に電話で連絡したり、正面玄関に職員を配置して来院者に説明したりするなど、対応に追われた。

 夫婦で訪れた同市の80代男性は「まさかこんなことになるとは。今日が妻の診察日だった。薬がなくなりそうで困っている。いつ再開されるか分からないが、処方箋だけでも出してほしい」と不安そうに玄関の奥を見つめた。

 同病院では、希望する患者に電話による診察を実施し、処方箋を発行するとしている。同病院は、会津地域の主要な医療拠点の一つ。25診療科を設け、地域医療の中軸を担っている。

 県内5人退院

 県は14日、県内の学校に通う棚倉町の10代女性と同町の30代男性会社員、郡山市の30代男性と20代の男性ホストクラブ従業員、50代の自営業男性の計5人が退院したと発表した。

 県内の入院者(予定含む)は46人で、うち重症者は2人から1人に減った。